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    Carl Craig / Sessions

    • 2008.03.26 Wednesday
    • 17:00
    試聴 試聴

    鬼の居ぬ間に洗濯などと申しますが、この鬼には休む気配がありませんのでこちとら洗濯もおちおち出来ません。デトロイト・テクノ第2世代の代表選手とも言われるカール・クレイグ氏、わたしはあえて鬼と呼びたい。テクノの鬼、赤鬼。ほらよくあだ名みたいなのってあるじゃないですか、ハンカチ王子とかビーチバレーの妖精とかハマの大魔神とか鉄人衣笠とか不惑の大砲とか、親しみを込めて名付ける異名、ああいうのがテクノ業界にもありまして、例えば。東洋のテクノ・ゴッドKEN ISHII、テクノ番長田中フミヤ、テクノ・モーツアルトAphex Twin、オランダの貴公子Joris Voorn、テクノ科学者Richie Hawtin、宇宙人Jeff Mills、などなど色々といらっしゃるわけですが、カール・クレイグ氏にぴったりの異名が「鬼」だと思うのですわたしは。
    自身のオリジナル・アルバムはそれほど多くありませんが、EPでのリリースが多く、また膨大なリミックス・ワークにおいてその手腕を発揮しているカール・クレイグ。その音源のクオリティは半端ではなく、常に豪速球を投げてきます。しかもこの人はカーブもシンカーも投げられるのに基本はいつも豪速球という観客のツボを押さえた投手なのです。その豪腕ぶりはまさに鬼級。さらに登板のペースも半端ではなく、対外試合の至る所で名前を目にします。特に近年の精力的な活動ぶりは凄まじく、勢い余って(?)浜崎あゆみのリミックス盤にも参加しちゃうお茶目な一面も。

    まあしかし。あちこちに散らばっていた鬼の仕事がこうしてひとつにまとまってCD化されるのは嬉しいことであり、EPを買っている人にとっては目新しさはないのかもしれませんが、CD派のわたしはまとめて聴くことにより氏の豪腕ぶりに驚愕しああこの人は鬼だなあと改めて思ったわけです。ひとつひとつの仕事において手抜き無く精魂込めて作られていることがわかりますというのは、すごいですもん、このアルバムが持つ熱量。テクノとはマシーンを用いたソウル・ミュージックであることをわたしは鬼から教わりましたが、ひとつひとつの仕事に魂を込めるということの大切さもこのアルバムは教えてくれます。

    というわけで絶好調のカール・クレイグですが、今年はさらに別プロジェクトも始動するそうで、それはPhil Raneline、Marcus Belgrave、Wendell Harrisonなど、伝説のスピリチュアル・ジャズ・レーベル「Tribe」の大御所らが集結した「Tribe Collective」というプロジェクト(試聴)。これぞまさに鬼に金棒。傑作『THE DETROIT EXPERIMENT』を超えるものとなるか、非常に楽しみです。


    Tracklist:
    DISC 1
    1.Directions - Busted Trees (Carl Craig 'Sessions' Remix)
    2.Junior Boys - Like A Child (Carl Craig Remix)
    3.Rhythm & Sound - Poor People Must Work (Carl Craig Remix)
    4.Chez Damier - Help Myself (Reconstructed by Carl Craig)
    5.Paperclip People - Throw (Unreleased Version)
    6.Beanfield - Tides (Carl Craig 'Sessions' Remix)
    7.Paperclip People - Clear and Present
    8.Theo Parrish - Falling Up (Carl Craig Remix)
    9.Paperclip People - Oscililator (Original Version)
    10.Cesaria Evora - Angola (Carl Craig's Mix)
    11Francesco Tristano - The Melody (Carl Craig Remix)
    12.Delia Gonzales & Gavin Russom - Revelee (Carl Craig 'Sessions' Remix)

    DISC 2
    1.69 - Rushed (Original Version)
    2.69 - Pyschobeat (Previously Unreleased)
    3.Xpress2 - Kill 100 (Carl Craig'Sessions' Remix)
    4.Tres Demented - Demented (Or Just Crazy) (Original Version)
    5.Faze Action - In The Trees ( Unreleased Carl Craig Remix)
    6.Tres Demented - Brainfreeze (Carl Craig 'Sessions' Mix)
    7.Carl Craig - Futurelovetheme (Carl Craig 'Sessions' Mix)
    8.Carl Craig - Sandstorms (Original Version)
    9.Innerzone Orchestra - Bug In The Bass Bin (Carl Craig 'Sessions' Mix)

    Carl Craig / Sessions に関する記事:
    レビュー:Tokyo Experiment
    レビュー:H2R CROSSOVER
    レビュー:Una Noche Perfecta Para El Descarga

    Profile:

    Carl Craig [カール・クレイグ]
    常に新しい音楽を追求しデトロイト・テクノの未来を提示するアーティスト、カール・クレイグ。1987年、デトロイト・テクノのオリジネイターであるデリック・メイ、ケヴィン・サンダーソンと出会い、数々のトランスマットのレコーディングに参加。1989年には、トランスマットからサイケ名義でファーストEPをリリース。その後自らのレーベル"レトロアクティヴ"を設立し、自身の作品を中心にリリースする。1991年には"レトロアクティヴ"に幕を閉じ、新たに"PLANET E"を設立。そこから69名義で"4 Jazz Funk Classics"、"Jam The Box"、Paperclip People名義で"Remake"、"Throw"、"Climax"、"The Floor"等、傑作EPを次々とリリースし、世界中で大ヒットを記録。現在も進化を続けているエレクトロニック・ミュージック界の革命児である。(はてなより)

    関連:
    『From The Vault』発売時のインタビュー(HMV)
    デトロイト、街とその音楽 - アヴァンギャルドな開拓者(bounce.com)

    ブログ内検索:Carl Craig

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