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    R.E.M. / UP

    • 2008.05.22 Thursday
    • 23:53
    UP
    R.E.M.
    ワーナーミュージック・ジャパン

    試聴

    R.E.M.に関しては本当にその人によって評価が全然異なり、本作もファンには評判が芳しくないようだ。だからこれは僕の個人的な好みになるのだが、本作はR.E.M.の中では『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』に次いで好きな作品だ。

    ドラムのビル・ベリーが脱退し3人組となったR.E.M.として初のアルバム。『UP』と題されたそれは“新生R.E.M.”を高らかに宣言するような弾けたものではなく、どちらかといえば暗く重く地味であり、サウンド的にも前作からの延長線上にあるものだ。しかし、これがいいのである。地味というより滋味といったほうがいいだろうか、淡々とした語り口から滲み出る人間性が静かに沁み入る。メンバーの脱退という痛手を負った彼らが、戸惑いながらもそこから静かに歩を進めようとする意思が見てとれるからだ。
    学生時代の1980年結成以来、不動の4人で活動を続けてきたR.E.M.。レコーディングと交互に行われる全米中を駆け回る過酷なツアーはメンバーの結束を強めるものであると同時に、度重なる疲労を与えるものでもあった。95年の『モンスター』ツアーおいて、ビル・ベリーが動脈瘤のため倒れ、マイク・ミルズが腫瘍、マイケル・スタイプがヘルニアを患う。そしてワーナー・ブラザーズと最高額で契約した直後の97年、ビル・ベリーが健康上の理由により脱退。盤石の体制が崩れてしまい、R.E.M.はこれからどうなってしまうのかという不安の中でリリースされた作品であった。メンバー自身にも大きな不安と悲しみがあったのだと思う。それが重く内省的なサウンドに反映されている。

    今になってからこそ言える(というか気づいた)事でもあるのだが、だからこそ僕はこのアルバムが好きなのである。動揺・傷心が見えるからこそ、乗り越えようとする意思(それがタイトル「UP」の意味するところだと僕は解釈している)が美しいのである。弱さを見せることができる事のほうが、ありのままを表現することのほうがじつは難しい。ここに収録されているいくつかのバラードは他のどの曲よりも美しい。

    Tracklist:
    01. Airportman
    02. Lotus
    03. Suspicion
    04. Hope
    05. At My Most Beautiful
    06. The Apologist
    07. Sad Professor
    08. You're In The Air
    09. Walk Unafraid
    10. Why Not Smile
    11. Daysleeper
    12. Diminished
    13. Parakeet

    R.E.M. / UP に関する記事:
    レビュー:自然と音楽を愛する者
    レビュー:周波数は測定不能
    レビュー:cd review

    Profile:
    R.E.M.
    R.E.M. [アール・イー・エム]
     マイケル・スタイプ(vo)
     ピーター・バック(g)
     マイク・ミルズ(b)
    '80年、マイケル・スタイプ(vo)、ピーター・バック(g)、マイク・ミルズ(b)、ビル・ベリー(ds)の4人によってジョージア州アセンズで結成。'83年にアルバム『マーマー』でデビューし、"Rolling Stone"誌で"Best Album Of The Year"に輝く。'87年発表の『ドキュメント』が初のプラティナム・ディスクに輝き、"Rolling Stone"誌において"America's Best Rock & Roll Band"と絶賛される。'88年、Warner Bros. Recordsに移籍し『グリーン』をリリース。'89年、2回目の来日公演を皮切りに"グリーン・ワールド・ツアー"をスタートし、アルバムはトリプル・プラチナム・ディスクに輝く。'91年にはアルバム『アウト・オブ・タイム』をリリースし、ビルボード・アルバム・チャートで1位を獲得。全世界で1,000万枚を突破するセールスを記録、同年のMTV大賞で6部門を受賞し、翌'92年の第34回グラミー賞においても最多の7部門にノミネート、主要3部門を受賞する。同'92年にリリースされたアルバム『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』は『アウト・オブ・タイム』を凌ぐセールスを記録、'94年のMTV大賞で最多の4部門を受賞する。同'94年アルバム『モンスター』をリリース。'95年、オーストラリアを皮切りにスタートした"モンスター・ツアー"で3回目の来日、今や伝説となった"武道館2DAYS公演"を行った。'96年8月、Warner Bros. Recordsと音楽史上最高額という8,000万ドルで再契約を結び、大きな話題を呼ぶ。
    '97年10月、ビル・ベリー(ds)が脱退し、"3人のR.E.M."として初めてのアルバム『UP』をリリース。'04年に3年ぶりのアルバム『アラウンド・ザ・サン』を発表し、05年3月には10年ぶりの来日公演を実現している。(ワーナーより)

    関連:
    オフィシャル
    MySpace
    ファン・サイト:The Museum Of R.E.M.(日本語)

    ブログ内検索:R.E.M.

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