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    Jun Miyake / Stolen from Strangers

    • 2009.04.30 Thursday
    • 18:10
    JUN MIYAKE
    ビデオアーツ・ミュージック
    (2007-10-24)

    試聴 試聴

    ゾクゾクした。。。僕の中ではsusumu yokota以来の衝撃。三宅純。こんな日本人がいたとは!ジャズもボッサもエレクトロニクスも現代音楽も飲み込む、素晴らしすぎるセンス。世界に誇れる音楽家ではないでしょうか。リーダー作としては7年ぶりという本作『Stolen from Strangers』は、制作に5年をかけ自ら立ち上げたレーベル“drApe”からリリース。

    幕開けはアート・リンゼイがボーカルを執るボサノヴァ調のナンバー。しかしこの密度の濃さはどういうことだろう。音の鳴り方は至極さり気ないものなのだが、ひとつひとつの音がじりじりと絡み付くように妖しく、ひりひりと焼け付くような温度を孕んでいる。曲調はソフトなのに全くリラックスできない!そわそわする。この得体の知れない妖しさこそが本作の魅力の神髄にあると思う。この人は狂気を知っている。またそれを俯瞰する冷静な眼を持っている。すなわち優れた芸術家でありデザイナーであり演出家であり演者である。このアルバムが織りなす異様な緊張感は、狂気と紙一重の研ぎ澄まされた感性が成し得るものだ。だからこそひとつひとつの音が芸術的で、儚くも美しい。

    前述したアート・リンゼイの他にもアルチュール・アッシュ、サンセヴェリーノ、ヴィニシウス・カントゥアリア、ピーター・シェラー、ブルガリアン・ヴォイスなど様々なゲストを迎えて、映画音楽のようなナンバーから昭和歌謡風のものまで、バラエティに富んだ曲が集まっている。フレンチの香りを軸に、一分の隙も無いハイブリッドな完成度は圧倒的なまでの緊張感を生み、そのどれもが妖しく魅力的であり、アルバムを聴き終えた時に残るのは濃密な余韻。

    流麗なメロディに心を癒されたり、躍動するリズムに身を任せたり、歌詞に自分を投影させたりと、音楽の聴き方・楽しみ方には様々なアプローチがあると思うが、本作に於ける快感は“芸術に触れる喜び”だと思う。かと言って小難しい音楽にはなっていないのがすごいところでもある。
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    Susumu Yokota / Mother

    • 2009.04.17 Friday
    • 22:27
    Mother
    SUSUMU YOKOTA
    Skintone
    (2009-01-30)

    試聴 試聴

    そういえばヨコタさんの最新作をレビューしていなかった。
    うっかりしていたらリリースから2ケ月近く経ってしまったのだけれど、未だネット上でもほとんどレビュー記事を見かけないのは寂しいような。でも実は僕もなかなか記事に出来なかったのは、この作品をなんと説明したらよいのか、難しかったからなのだ。その理由は後述するとして、まずは概要から。

    『Mother』と名付けられた本作はヨコタ氏にしては珍しく、ほぼ全編でボーカルをフィーチュアした歌もの作品。女性ボーカルを配したことで、ヨコタ氏の作品群の中でも屈指の聴きやすさ、耳当りの優しさが際立っている。やわらかな日射しの中で聴いていたら、思わずうとうとしてしまいそうなほどのドリーミーな世界。また歌ものといってもポップスという感じでは無く、賛美歌のような厳かな雰囲気もありヨコタ氏らしい上品でエレガントなセンスが感じられる。北欧のエレクトロニカあたりが好きな方にもおすすめできる。
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    Susumu Yokota / Baroque

    • 2008.11.10 Monday
    • 22:11
    SUSUMU YOKOTA
    インディペンデントレーベル
    (2004-04-10)

    試聴

    2004年の作品。ようやく入手しました。今聴くと、なかなか野心的な作品だと思う。

    ヨコタススムといえば、ミニマルを基調としたハウスをはじめとして、アンビエント、エレクトロ、ブレイクビーツやブロークンビーツなど、作品をリリースする度に様々な音楽性を披露してきた。そのどれもが一貫して侘び寂びのセンスに溢れており、そのストイックな姿勢は一種のエレガンスを感じさせるものだった。

    そして『Baroque』と名付けられた本作は、今まで披露してきた音楽性を統括するかのような、バラエティに富んだ内容。今までのすべてが詰め込まれたようでもあり、でも同時にそのどれでもない音楽。どこかふわふわとした感覚というか、現実と夢の狭間を彷徨うかの如くゆらゆらとたゆたう気分になる。不思議な印象のジャケットがその浮遊感を象徴している。
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    Susumu Yokota / LOVE or DIE

    • 2007.08.09 Thursday
    • 13:53
    SUSUMU YOKOTA
    Skintone
    (2007-07-28)

    試聴

    雑誌のインタビュー記事で、横田さんはこんな事を言っていた。
    “このアルバムが出来た瞬間、もう音楽活動を止めてもいいと思った”

    デビューから15年を迎え、オリジナル・アルバムとしては実に28枚目となる本作。万華鏡を覗かせてくれるかのように、リリースの度に作風を軽々と変えていく横田さんの作るアルバムは、どれもがアイデアとセンスに満ちていて、僕らを驚かせ楽しませてくれるものであったが、その作品群の中にあっても、本作は特別な一枚になるであろう。
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    susumu yokota / Triple Time Dance

    • 2006.09.29 Friday
    • 00:20
    Susumu Yokota
    インディーズ・メーカー
    (2006-09-29)

    試聴

    我らがヨコタ先生、久々のダンス・アルバム。
    炸裂してます。

    前作からわずか半年のインターバルでリリースされたススムヨコタの新譜は、石野卓球が主宰する「Platik」から派生したレーベル「Koplatiko」の第一弾作品としてリリース。世界初の全編3拍子によるダンス・アルバム。3拍子って言われてもよくわからんが、誰もが音楽の時間に指揮棒でリズムを刻んだであろう、ずんちゃっちゃー、ずんちゃっちゃーていうアレだ。前作『Wonder Waltz』も3拍子をテーマにした作品だったが、あくまでリスニング向けであり、ゲストボーカルを招くなどメロディが主体でもあった。同じく3拍子をテーマとしなからも今作は、ヨコタとしては久しぶりにフロア向けの作品となった。本当に久しぶりに完全フロア仕様。ウワものを出来るだけ排し、リズムが持つグルーヴを重視した、とヨコタ氏。その言葉通り、ミニマルなビートが炸裂する野心作だ。
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    Susumu Yokota / Wonder Waltz

    • 2006.04.09 Sunday
    • 12:13
    評価:
    SUSUMU YOKOTA
    skintone
    (2006-03-22)

    試聴

    この多作家が毎年のようにリリースする作品にいったい裏切られた事があったであろうかいやない。量と質の両面において底知れぬクリエイティビティを誇るこの音楽家は日本テクノ界の至宝と呼んでもいいんじゃないか。リリースの度に、嗚呼僕はこの人のファンで良かったと思うのである。

    ここ数年(特に『Sound of Sky』以降)のヨコタ作品を端的な言葉で表すとするならば、“エレガント”。作品ごとにカラーを変え、常に音楽的探求の手を休めることの無いヨコタであるが、どの作品にも共通しているのは上品でストイックな、スピリチュアルな、それはまさしく彼特有の静謐な空気。その澄み切った“エレガンス”はもちろん本作でも健在である。

    ソロとしては1年半ぶりとなるが、間にRothkoとの共作盤があったので久しぶり感は無い。むしろ多作ぶりに感嘆する。『Wonder Waltz』と名付けられた本作は発売前の前情報が殆ど無く、アルバム・タイトル名からおそらくヨコタ流ワルツになるのではないかと噂されていた。
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    SUSUMU YOKOTA / SYMBOL

    • 2006.03.31 Friday
    • 16:48
    評価:
    SUSUMU YOKOTA
    skintone
    (2004-10-27)

    試聴 試聴

    音楽を設計する類い稀なるセンス。毎年コンスタントにリリースされる新作は、常に斬新で高いクオリティ。ヨコタススムは、日本が誇る最高峰のテクノ・エレクトロ・アーティストではないだろうか。

    本作『SYMBOL』は、04年に自身のレーベルSKINTONEからリリースされた。数あるヨコタのリリース群の中でも特に傑作とされる作品だ。先日『ダ・ヴィンチ・コード』読書時のBGMとして聴いてみたら、まさに適役。この上なくストーリーを盛り上げてくれて、至福の読書タイムとなった。ヨコタの作品は、何年経っても風化しない。むしろ聴く度に新鮮な印象を与えてくれる。

    ジャケットから連想できるように、今作はクラシックの要素がメイン。中世ヨーロッパ・バロック様式を彷佛とさせる厳かな響きが、今までにない雰囲気で迫ってくる。この圧倒的な迫力は、打ち込み音楽にクラシック的な要素を加えました、という凡庸なものとは根本的に異なる。クラシックも現代音楽もエレクトロニクスもすべてが同列上にあり、それらの異なる要素は、ヨコタ氏の中で完全に咀嚼された上で、ひとつのものとして吐き出される。すなわち小手先だけのサンプリングでは無い。
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    Susumu Yokota & Rothko / Distant Sounds of Summer

    • 2006.01.16 Monday
    • 10:57
    試聴 試聴 試聴

    ススムヨコタの作る音は徹底してクールだ。即ちハウスであろうとも、ブレイクビーツであろうとも、アンビエントでも、前作のようなクラシカルなものであっても、そこに我々聴き手の感情が入る事を許さない。いわば血の通っていない音楽とも言えるかもしれない。しかしこの上なく、耳を澄ませて聴き入りたくなるんである。背筋を伸ばして、目を閉じ、丹田に意識を集中して、そういうシャンとした気持ちで向き合いたくなるオーラを持っている。そして聴後感を色で表すなら透明。アルバム毎に作風が変わっても、ヨコタのその核がブレることは無い。
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    Susumu Yokota / Grinning Cat

    • 2006.01.14 Saturday
    • 12:07
    試聴

    ヨコタ流アンビエントの傑作であった『SAKURA』に引き続き、スキントーンからリリースされた01年のアルバム。『SAKURA』での静謐な空気を継承しつつ、現代音楽やアンビエント、ブレイクビーツなどが渾然一体となった、いわゆる音響系な作品。前半はアンビエントな感じで、後半はエキセントリックな展開を見せる。
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